2日目です。
初日を終えて、2イベントクリーンは10名ちょい。
トップはプラクティコウで47Xのダグ、つづいてX2個差でオーストラリアのフォスター、その後1個差でブルパイ。
去年の覇者マルティネスは、プラクティコウでなんと5点を撃ってしまい、優勝戦線からは脱落です。
民部さんは朝8時からバリケ
11時から2人ともムーバーですが、お互いのシュートは見れません。
ムーバーレンジは全部で3つあり、民部さんはアッパー1、タクミはローワーレンジでの撃ちます。
ランチ後の2時にタクミがバリケ。
去年もスーパースクワッドで撃ちましたが、最後がバリケという撃ち順。
3イベントをクリーンして、ラストはムーバーで優勝者🏆が決まるっ❗️
ってのが見てる方は1番盛り上がるのですがね。
撃つ本人のムネドキ度ときたら、弾まったもんじゃないでしょうが。
誰が何てったって、ムーバーがビアンキ最強の敵に間違いありません。
ほんのちょっとしたグリップの握りの違い、
グリッピングに気をつけた為に逃げるターゲットを捉えるのが少し遅くなり気持ちが焦る、
トリガーの引き方が雑になる…
1発勝負の本番レンジで、
後ろで大勢の観客が観ている中で、
BOXに入ってから7分以内の制限時間の中で、
些細な心のブレを見透かす様にグリーンバレーのムーバーは、世界の強豪シューター達のクリーンを阻んで来たのです。
民部さんは練習レンジで当たり前にムーバークリーンを量産します。やはり4万発の練習、フィジカルトレーニングは伊達じゃないのか❗️
タクミの練習でのムーバーの勝率は3割、いや2割。
1発か2発が8点に吸い込まれます。
9時に練習レンジに着くと、ダグ、マルティネスがいました。マルティネスは優勝戦線からは脱落しましたが、流石に仕上がりは上々、46X😮😮😮を撃って、本番レンジへ向かいました。

ダグは人を寄せ付けない雰囲気を出してちょっとナーバスに見えますが、これはいつもの彼のスタイルです。
彼が練習レンジでクリーンしなかったのを見た事有りません。
タクミもダグの後に続いて撃ちます。
2発が8点へ。15yと25y。
もう一回撃てる時間は有りましたが、余り意味がないのでドロウだけ確認して、本番レンジへ向かいます。

グリーンバレーに着くと、スーパースクワッドがムーバーを撃っています。初日の2イベントをクリーンしているオーストラリアのマークがそのプレッシャーに打ち勝ちムーバーをクリーン!歓喜の叫びです!

すでにクリーンで撃ち終えていたブルパイも他のシューターの結果を見届けます。

タクミの順番が来ました。

10ヤードボックスに入り、軽く一礼してから始めます。
Tuff Pro製シューティングバッグの上には、各距離での注意点を書いたノートがクリップで留めてあります。
それを見て確認しながら、淡々と10,15,20ヤードと撃ち進みました。
25ヤードの1パスを撃った後、体内の酸素が足りなくなって来たのか、鼓動が早くなり、手が震えてきました。
「おーっ、来たぞ来たぞ!」😳
とドキムネを楽しむ余裕はありましたが、膝も少し震えてきたので、一度屈伸。
ノートに目を落としながらハンズアップ、右から3発、左から3発を撃ち終えました。
「今の精一杯の力では撃てた」😌
と思いながら、チェンバークリア/ハンマーダウン、ダットのスイッチを消し、ガンをバッグにしまいます。
"Range is safe!"
ROと握手をしてボックスを出ると、観客席から双眼鏡で見ていた練習仲間のスティーブが声をかけてくれます。
”You made it!” 🥳
えっ!クリーンしてた?!?🥹🥹🥹
思わずガッツポーズ!🤩
ターゲットが戻ってきて1枚づつ見せてくれます。




15ヤードに1発8点が、、、
スティーブはタクミなら前半は大丈夫だろうと、20/25ヤードしか見ていなかったのでした。
タクミ ムーバー478点 34X
******************** 民部さんの結果が気になります。
クラブハウス内に速報集計スコアが張り出されているので、バリケのスコアにMinbuを探すと直ぐ見つかります。
480点 41X!
この時点での失点はプラクテイコゥでの1発、-2点だけ。
流石です‼️😙😙😙
常勝のムーバーをやっつけていれば、かなり上位に食い込めます!NZに錦を飾れるかも😄
民部さんがローワーレンジへ降りて来ました。
フラッグラーカップから帰って来た時に見た泣き顔ではありません。
何というか、ぽゃ〜〜っ😶とした表情。
スコアは?
何も語らず、iPhoneを見せて来ます。

よしっ!

あっ8点2発🙁🙁

もう一個🙁

まさかの5点😖

ゴテン撃ったなんて記憶に無いんだけどなぁ〜❗️
本当に人は頭を抱えるんですね😁
ローワームーバーレンジでランチなんて豪華でしょ

残るはタクミのバリケです。
********************** おっとその前に、ダグのムーバーが。
他の上位選手はムーバーを先に撃ち終えたました。
ブルパイは プラクティコウ480-44X、ムーバー480-38X
オージーのマークは480-43X、480-39X
もちろんプレートはクリーンしているので、この時点でこの2人がXカウント130で並んでいます。

ダグはプラクティコウをトップの480-47X!で撃ち終えたので、ムーバーを36X以上で撃てれば、リードしたままバリケに持ち込めます。
彼は19時間の運転をして練習レンジに着いたあと、いきなりのムーバーでクリーン43Xでしたから、プラクティコウでリード出来た事はかなりのアドヴァンテージと言えるでしょう。
ダグが撃ち始めました。
淡々と撃ち続けます。

撃ち終えたダグにROがターゲットを見せていきます。
次に撃つ選手も思わず覗き込みます。

10y 全X

15y 11X

20y 10X

ギョエ! まさかまさかの1発8点!
ダグ、今年も優勝戦線から離脱。
*******************************************
最後のイベントはバリケイドです。
民部さんは今朝クリーンしていますが、チーム戦のバリケ担当はタクミなので、ここは落としたくない所。
練習では、クリーンです。
変な失敗をしなければ、クリーンできる筈。
(当然ノートには”マグロック確認”追加済み)
練習と一番違うのは、4名で同時に撃つ事です。
バリケは各ストリング6発づつ撃ちますが、特に10yの5秒6発は、かなりの速射です。それを緊張の中4名が同時に撃ち出すと、自分が今何発撃ったか?分からなくなる事があります。
マガジンに6発入れて、全て撃ち尽くす。のもアリですが、ジャムった場合を想定して7発、8発入れるシューターもいます。
タクミ 、民部は7発入れる派です。
実際今回、初めの10y左側で思わず何発撃ったか分からなくなり、焦りました。
撃ち終わり抜いたマグの残弾がゼロだったのをみて、
あれ?”7発撃っちゃったか” と更に焦ったまま右を撃ちましたが、後で考えたら初めのストリングは1発チャンバー分がいるので、残弾ゼロで正解。
やっぱ緊張していたのです。




無事クリーン! 480-45X
密かに48Xを狙ってはいましたが、欲を出し過ぎずも大事です。
チームJAPANのスコアが確定しました。
プラクティコウ 480-31X
バリケイド 480-45X
ムーバー 469-24X
プレート 480-48X
合計 1909-148X
******************************************
今年の優勝争いはバリケに持ち込まれました。
ブルパイとオーストラリアのマークが3イベントクリーン&同Xカウント!
その直ぐ下に2点ダウンのダグが上位2人より多いXカウントでつけています。
上位2名がバリケで外すとは考えづらく、ダグの優勝の確率は殆ど無いと言えます。
両名ともにスーパースクワッドですが、コンペティターナンバー(基本昨年の順位)の関係でブルパイが先に撃ちます。

カップをもらうために当然狙うはALL X!




さっすが! ブルパイ、ALL Xです!!
480-48X
この後に直ぐマークが撃ちました。
ブルパイの結果は、見ないで撃ったでしょう、僕ならそうします。
観客もXカウントを追います。

マーク 480-48X!
うー!凄い!
両者共にスコアは1920点-178X、同点です!!
ん?同点の場合はどうなるんだ?
タイブレークは翌日に撃つんだったけ??
タクミ
動画ありがとうございますにゃ。バリケってすごい勢いで撃つのね(๑>◡<๑)
隣同士で撃ったら勢いに押されてミスりそう。
そんな中でXに全部入れるにゃんてすごいにゃー♪( ´▽`)
練習ムーバーオールクリーン、NZチャンプ!カッチョエーおじさまにゃのに
本番ムーバーで5点を出すドジっ子ぶり。頭を抱える仕草がカワユスニャー!
民部さん愛されキャラだにゃー(๑>◡<๑)
なんと、5点・・・
これが、あらゆるコンペティションの場に現れる『魔物』ってヤツか。
恐ろしや恐ろしや・・・
臨場感あふれるリポートに散りばめられた
ガッツとユーモアと優しさと
マロさんの表情がスンバラシーだすねー🤩🤩🤩
by ローワームーバーレンジでの お二人の表情がツボだったオトコ
(# ̄З ̄)🥞 🍹(*゚∀゚*)
ムーバー15 ヤード惜しかったですにゃ。
でも他の距離は満点!すごいですにゃーヽ(´▽`)/
ミャーもムーバーを撃ってみたいにゃー