短刀の樋が美しい
更新日:2020年8月9日
今朝は4時前に目が覚めたさ
したら こんな図がアタマに
浮かんでいたさ

そこでフォトショップで描いたんよ
樋(刀にある溝)を愛用のSTIホルスに映してみたいなぁ・・・と、いう着想があったわけね
もとはと言えば、この短刀さ


ツカだのグリップだのサヤだのを拵(コシラエ)と呼ぶんだけど、これがまたなんとも雰囲気があって嬉しいんだわ。
背景には古い着物を使ったよ。 昔のことだが、小倉城の腰元がワシの彼女だったので、別れ際にもらったものなんだが、これは嘘だ。ただ小倉駐屯地の近くの古着屋で見つけたのは事実なんだけどな。

ツカだのグリップだのサヤだのを拵(コシラエ)と呼ぶんだけど、これがまたなんとも雰囲気があって嬉しいんだわ。
コズカ(小柄)がちゃんと付いてきた。これはオリジナルなのかどうかなどまったくわからない。けど、このたたずまいはくるしゅうないぞえ。

小柄はこのように収まっている。
今でいえばカッターナイフのような便利モノだったのだろうか・・・
ちなみに手裏剣のように投げても軽すぎるので殺傷力は期待できないよ。

しかしまあ、なんと精緻な細工なんだろう。
その巧さ、この根性には圧倒されてしまうよ。
聞くに、コシラエは刀身と同じくらいの値段がしたそうだが、さもありなんに御座候。

川に浮かぶ鳥や草花か・・・ 肉眼ではわからないくらいに小さな細工なんだ。

反対側はビクと漁師のようだ。 昔の日本人の美意識の高さに驚くぜ。

柄(つか)にあるのは紋だろうか・・・
どちらの藩のものか調べて教えてほしいなぁ・・・

この部分をなんというのか忘れたよ、でもまさか金じゃないだろうなぁ・・・ではいったいどんな金属なのかをミーやんに問いたし候。

國廣か・・クニヒロね。
当然ながら聞いたこともないが、どうやら彫刻が巧かったそうだよ。
だが、刀の贋造(ニセモノ)は今のチャイナと同じくらい大流行りだったそうなので信じないことにしている。ついでに証明書もワシは信じないのだ。
ただ、美しいから飼った。 それだけのことさ。



このGood Jobに惚れてね、 このために25万ばかしハタイたよ。

しっかし、なんという見事さか・・・ これだからワシは拳銃にも「美」を求めるのさ。


そこで、この樋を見たってくれ。 これには参ったよ!!

こんな斬新な樋なんて想像もつかなんだ。だからこいつをマネしてSTI拳銃のホルスに刻もうというツタナイ発想があったわけさ。

そこでラストにもう一度みてもらうに、このやうな意匠は如何でござろうかのぉ?・・しかし3Dプリンターだと中心部あたりがガビガビになりそうでシンパイに御座るのぉ。 どうだい、オサムライ・・ やれそうに御座るかの?・・・
馬意 真根古希 市兵衛