先日出品分です。
【市】S&W ボールペン
【市】TUFF ポケットホルスタ
【市】SUREFIRE シュアファイア LX2 LUMAMAX
【市】AKER D.M.S. Cuff/Mag Combo - 519 パドルポーチ
【市】Tuff Products QuickStrip 38-357 5発用
【市】COLD STEEL GURKA LIGHT KUKURI/CARBON V STEEL #35GLK
【市】MITCH ROSEN ミッチローゼン 刺繍ピンパッチ ①
【市】MITCH ROSEN ミッチローゼン 刺繍ピンパッチ②
【市】MITCH ROSEN ミッチローゼン エキゾティックレザー キーリング ①
【市】MITCH ROSEN ミッチローゼン エキゾティックレザー キーリング ②
【市】MITCH ROSEN ミッチローゼン エキゾティックレザー キーリング ③
【市】Strike Industries SCOUTER Red Dot by SIOPTO
光の質はモチロンのこと、アリのライトはディザインがキレイなのでストゥディオにて輝く存在でアリましたよ♪
リタイヤして使わなくなってからも居間に立てて部屋のアクセサリーにしていましたよ。
けど、子供達が大きくなってモノが増えて部屋は手狭になってねぇ〜😅
どなたか広い部屋のある方の片隅に置いてもらい、たまにタングステンカラーの暖かい光を楽しんでいただけたらアリがたいですよ☺️
プロならみんな知ってるARRI。
650wと300wのタングステンライト出品しましたー。
点灯した写真はありませんが色温度は3200Kです。
【市】ARRI 650 Plus アリ650プラス タングステン フレネル レンズ スポットライト
【市】ARRI 300 Plus アリ300プラス タングステン フレネル レンズ スポットライト
【市】STRIDER ストライダー 保護布ケース"ニオイ袋"【最初期型】①
【市】STRIDER ストライダー 保護布ケース"ニオイ袋"【最初期型】②
【市】STRIDER ストライダー 保護布ケース"ニオイ袋"【最初期型】③
【市】SUREFIRE シュアファイア G2 LED+フィルター 撮影用器材カスタム
【市】SUREFIRE シュアファイア G3+フィルター 撮影用器材カスタム
【市】フォトグラフィー グラブ 撮影用 ハーフフィンガー グローブ
【市】カメラ リスト ストラップ+カメラ ショルダー ストラップ
【市】Mitch Rosen ミッチローゼン RUGER P95用 5JR ホルスタ
【市】Mitch Rosen ミッチローゼン SIGMA 380用 WKM ホルスタ
*****************************
今、コンバット射撃のキャリオプ部門で最も強いと考えられているのがCZ-75のシャドウ2だろう。
これは仲間から借りたモノです。
フレイムがスライドを抱き込んだ理想のディザイン、SIGP-210を模倣したものだ。
ある日のUSPSA試合で10人の内で4人もがCZを使用していた。これはキャリオプ部門の人気とCZの優秀さを物語っている。
ケニィも仲良しのグランドマスターから借りて撃ち、その素晴らしさに感動していた。
しかし、タランのスポンサーを受けているケニィはグロックのコンバットマスターで勝負しキャリフォニア州では無敵の強さを発揮している。
つまり、射撃では銃よりも射手の腕前のファクターの方が高いということだ。が、実のところケニィがCZを使えばヨリ速く撃てるワケだ。しかし、ケニィはCZを使うことはない。その理由は、ケニィはキャリオプからリミテッド オプティック部門に転向したく、タランはそのための得物を考えてくれているからだ。
そういうワケで、ウチではCZ-75を購入する可能性は無くなっていた・・
だが父が運転免許更新の筆記試験で落ちてしまったことから今時のCZ-75を迎え入れる運命となる!!
免許の更新が出来ないと、アメリカでの父は半病人みたいなもの💦そこでモウレツに勉強し直して2回目の試験で合格してウキウキ気分となり、帰りにマリポサのガンショップで働く友人に会うために寄ったのだ。
彼とだべりながらウンドウを覗くと、なんと入手難のCZ-75を発見!!
シャドウではない、だがスライドを交換すればシャドウになるというモデル!!
ええぇ〜い!!
試験合格の祝いじゃ〜!!
いただきぃ〜😆
いらないモノに千ドルの出費とアイなった💦💦
こいつは長くなりそーでヤルのがコワかったよ💦
まずマロンパは、あの「雨にも負けず札束で顔を殴って・・」のリポートをアップしてほしいよ。
イチロー親方、無事運転免許更新おめでとうございまっス!👏👏👏👏👏
SHADOW2は今時のIPSCガンって感じで好きっス!
と、言うもののやはりオイラはオリジナルのショートレイルが大好きっス!!!😆
てつや
わかってるっス
今さらナニ言うてんのや💦
指令市号ニヨルト
8週間後ニハCz-75ノ闘作ヲ準備セヨ、とのコトなのだすががが
タブレットを床に落としてしまいますて😱😱😱
チョーシがイマイチなんだすぅ😵💦・・
8週間先まで使える自信がナインで、
ダマシだまーしカキカキカキカキカキコしてフライング送信しておくでガース〰️🏃💨💨
にゃので、
このトーサクなくさないでくだちいねー😅
このトーサクなくさないでくだちいねー😅💦
このトーサクなくさないでくだちいねー😵💦
(トーテモ大事なことなので3回いうてみるオトコ)
カキカキカキカキカキクケコ φ(..;)φ(..;)φ(゜∀。;) ナクサナイデネー
マロンパ
では、CZ-75の過去記事の始まり〜🎶
これはピッカピカのまっサラサラのカンペキ新品の特級極上品だ。キズ無しハゲ無しスレ無しの出来たままのそのまんま。
発掘屋イーチ、一世一代のファインプレイによって掘り出された逸品。
ブルーと漆黒と銀の肌が織りなす光の乱舞がすごい!超薄いブルーは地肌を隠しきれず光線のかげんで鋼鉄の肌が浮いてみえる。
ふれた感触は「絹の鉄」かと思うほど。
ショートレイル
CZ75の「ショートレイル」というヤツをいつもいつも捜しているのだけれど、コイツの姿を見つけるのは困難そのものだ。
この幻の名銃は、アメリカ大陸広しといえども300梃存在するかどうかなのだよ。
このあいだガンリストという銃の広告誌の売買欄で「CZ75ショートレイル···その他CZ関係ウンタラ」というのを見た。
ヤッター!と、いうよりも速くデンワに飛びついていたよ。
“ハロハロ、 広告にあったショートレイルはまだありますかねー?”
と、聞いたのだ、すると、
“持ってはいますがね、私の広告は買いたい方の欄のハズですよ、もっとショートレイルを私が欲しいワケですよ···”
“エッ?アッ、ホントだ 、買いたし欄でしたねこれは···イヤーすみません、ショートレイルと聞くとつい興奮してしまって···”
“はーい、判りますよアナタの気持ちが、じっさいショートレイルというヤツはめったに出てきませんからねぇ···”
ダハハハ、チと恥ずかしかった、がCZコレクターとハナシができて楽しかったナ。
「ショートレイル」というのは、スライドとフレイムのかみ合う溝が短いという意味でCZ75の初期モデルのことをさす。
この銃はチェコスロヴァキアのCZというファクトリーから1975年に発表された。
CZは「チェスカ ズブロジョヴカ」の略だ。が、じつはチェスカのあとはデタラメ発音、ワシは正しい発音ができないのさハハハハ、スマン···。
CESKA ZBROJOVKAと書き、この発音をミロスラヴ デュダというCZの社長から直接に習ったことがある、なのに日本の文字で書けないのだ。
ともあれ、
ZBROJOVKAは武器工場という意味で「チェスカ」はチェコのことだから、CZというのは「チェコ銃砲工業」なのだということになるのだよ。
チェコとスロヴァックは本来ふたつの国だったのだが、なにかのことで合体していた。しかしソ連がダウンしてからこの国は再び別れた。CZはプラハの側、チェコにある。
さてさて、そのショートレイルだが···
モノの本によると造られたショートレイルは2万梃以下だと書いてある。とても珍しい存在なのだ。
とくにアメリカには少ないので手に入れるのは幸運とコンジョがいる。
なぜ、アメリカに少ないかというと、ショートレイルが世界に輸出されだした1977年のころ、チェコスロヴァキアはソ連の隷属メカケのままだった、つまり共産国というアメリカの敵だったのだ。
そのころアメリカは共産国との武器取引を禁止していたというワケだな。
CZからすごいオートが出たというウワサだけはヨーロップから流れてきて、じっさいに触れた者がアメリカにはいないという状態がしばらく続いたもんだよ。
しかし、ジャの道はヘビというか、ヤブからヤブへとショートレイルはどこからともなくアメリカに忍び入ってきたんだ。
個人輸入というカタチをとってカナダやサウスアフリカから細々と入ったり、コソコソッと持ちこまれたモノもあった。
そうこうするうちにアメリカの「ガンズ&アンモ」という銃雑誌が手に入れてテストリポートを発表した。それは、
“この素晴らしい銃にも欠点がひとつだけあります、それはグリップの材質です。熱いライトで照らしてフォトを撮っていたらグリップがグニョリと柔らかくなったのです、しかし、銃そのものはまぎれもなく最高の完成度であります···”という内容の記事だった。
続いて「ソルジャーオヴフォーチュン」という右翼色のつよい雑誌は、
“この銃の問題点はただひとつ、CZ75は「共産国製」だということである···” と、記事に書いたのだった。
共産主義を嫌う有名誌がそんなことを書くのだから、よほどテスト結果が良かったのだろうと読者達は判断した。
では、CZ75のどこが良いのか?
それは、鋭く核心をついたそのディザインにある。
それまでのオートは、ベレッタのようなダブルアクションかコルトガヴァメントみたいなスィングルアクションのどちらかだった。
ダブルは初弾のトゥリガープルが長くてイヤだとか、スィングルアクションはハンマーをコックしてホルスタに入れるので危険だとか議論の絶えることがなかったのだ。
そんなところに現れたCZ75は、ダブルでもスィングルでも、どっちでもドーゾというメカニズムをもっていたわけだナ。
ハンマーを落とせばセフティーをかけることができず、まるでリヴォルヴァのようにトゥリガーを引っぱるだけでタマが出るので、セフティーの解除忘れという心配がない。じっさい、ダブルアクションのセフティー忘れで強盗に撃たれたポリスもいてモンダイになったこともある。
そして、コックアンドロックという、ハンマーをコックしてセフティーをかけるのが好きな人は、そのようにして携帯すればよいのだ。これはモンクなしの機構といえる。
さてさて、
だいたいにおいて、リヴォルヴァを持った人はリヴォルヴァを、ガヴァメントを買った人はそれをというふうに、とにかく自分の持ってしまったモノは良い物で他人の物はダメなのだと決めてしまうという心理が人間にはある。
いったん得た知識は正しいと妄信し、新しいモノやできごとにたいして背を向けるタイプは世の中に多い。
そうすれば、新しいことを吸収する精神的努力はいらないし、買えないというミジメさから逃げることができるからだ。
そしてそれは決して悪いことではない、そうやって自分なりに幸福な気持ちになればケッコーなのだ···なに?君はそんなのゼッタイにイヤだって?よーしっ!じつは、ワシもそうなんだ。他人のそんなやりかたは許しても自分だけは現実直視で生きていこうとガンバッているのだよ。
で、
そういった、自称ウルサイ人とか、凝り性タイプとか、コルト党とかS&W党とかルガーバカといった人たちでもCZ75の素晴らしさは拒否しがたく、だんだんにCZの人気は高まっていった。
たしか、“ CZなんぞよりもスペインの銃が良い···” と書いた記事もあった。ドハハハハハハ、それはガメラよりもスッポンのほうが強いと言うようなものなのだゼイ。
それはさておき、
そういうアメリカにあって、ひたすらにマボロシのCZ75を追い求めた道楽野郎がいたのだった。
スィングルでもリヴォルヴァでもダブルでもウエスタンでも、タマの出るものは、いや銃のカッコをしたものはみんな好きだという不治のヤマイ男で、ナニナニ党にも属さず、「良いモノ党アララギ派」というカンバンをかかげ、一日に少しの野菜と玄米とミソとわりとたくさんのサシミを食べ、東に硝煙がたてば出かけて行って撃たせろと言い、西に銃の名人あらば教えを請い、南でケンカがあれば終わるのを待って銃を拾って持ち帰り、北に銃を欲しがる者あれば、バカらしくないから買いなさいとけしかける、そんな人に私はなりたいというほどの野郎なのだった。
ある時その男、幸運にも待望のCZ75にめぐり逢ってしまった。
しかし当時の価格で1,300ダラ、日本円で30万円というハイプライスだった。コルトやベレッタが8万円のころなのだからすごい値段だったのだよ。
しかし、男は迷わず買った。そしてFBIのトレイニングに参加、2000発をまたたく間に撃ち、その信頼性の高さに惚れこんだのだった。
その後、CZ性の七十五番騒病に感染したその男、ミヤザワケン市郎はさらにCZ75ショートレイルの姿を求めた。
CZを持っている者を見つけると札束で横ツラを張って気絶させ、そのすきにCZをはぎ取る、むろん札束もだ、と、いうくらいのことは平気でやって···オラーンけど、とにかくヒッシに捜したのだった。
そのカイあってか、今、ワシんとこには4梃のショートレイルがあるのだ。ゴメーン!シヤワセでごめーん!
なんで同じ銃を4梃も?
ウーン···ショートレイルというヤツは、手作業いっぱいで造られている、ので、同じようでも細かに鑑賞するとすごく異なった味わいをもつのだ。削りかた、カットのしかた、磨き方、ブルーの色調、刻印の打ち方などなど個性豊かなのだよ。日本刀みたいなところがあるんだな···というのは少し言い訳がましいかな。単純に「撃ち用」「見せ用」「触らせ用」「飾り用」とに分けるため、と言ったほうが当たっていたりして···でも、じつはショートレイルを見つけると買わないではいられない、それだけのことなんだよ、ショードーにカラレルとゆうヤツよ。
あの、ナイフでえぐり取ったようなトゥリガーガード上部、フレイムもろともスッパリと薄くカットされたスライド前部···その思いきりの良さと強硬なまでの攻め味が、ワシにとってはたいへんな魅力なのだ。
それと、これはガンスミスの巨匠といわれるジム ボウランドとの会話からの影響も強いのだとも思う。
こんなことがあったのだ···
“あのなイーチ、CZ75という銃があってな、そいつに使われている鉄はアメリカにもヨーロップにもない性質の物で、それがすごいんだよまた···”
と、ボウランドが言った。この人は鉄の組織についてモーレツに詳しいのだ。
“あ、そう、よかったワシ持ってるもんネ”
“イヤ、ちがうんだよ。アメリカで売っている今の「手抜きCZ」ではなく、旧型のモノでアメリカではまず手に入らないヤツのことだよ···材質がちがうんだ”
“だから、それを持ってるんだよワシ···”
“イヤ、あのな、だからオレの言うのはそこらにコロがってるCZじゃなくて、アノ···”
“ショートレイルでしょ?初期型でしょ?”
“イヤ、アノ···それはそうなんだが···持ってるのか?ホントに持ってるのか?マチガイかジョーダンかウソかのどれかだろ?”
ボウランドは信じてくれなかった。
“議論はやめよう、あとで判るよ”
そう言って話題を変えたものだった。
そうして次にボウランドに会ったのは試合場でだった。休憩中にボウランドはワシのモーターホームに遊びに来たのだ。
“ホラッ、CZ75のホンモノっ!”
と、ワシは巨匠の鼻ズラ1センチまでショートレイルを突きつけた。
“ウッ、まさしくショートレイルだ!なんということだ、ホントだったのか!”
“こんなコトでウソなどいうか!”
“ウムムム···みごとなものだ!なんという肌ざわり、そして質感···中を見たい···”
ボウランドはていねいに分解した。そして部品をひとつひとつ眺めまわし、やがてバレルでスライドの内側を撫でた。
“なんという響き、これは音楽だ···”
と、ウットリとした表情になっていた。
“音がちがうの?”
“ウン、上質な鉄だけが奏でる音なんだ”
“鉄なんてみんな同じ音だと言ったヤツがいたけど、そんなもんじゃないんだ?”
“どこのバカがゆーた?”
“知り合いのガンスミス···じつは、ワシCZとSIGは素晴らしい音がすると言ったんだよ、そしたらそいつはバカゆーなとバカにした顔でバカにしたんだよ”
“イーチ、鉄というのはな、もう大変な種類があるんだよ。性質、個性、千差万別というヤツなんだ、複雑なんだぜ···ホラ、この擦れるときのガラスのような音と感触···たたいたときの高くて長い余韻···いいだろう···ナ?”
そう言いながら、ボウランドは顔をかたむけてチィン、チィーンとショートレイルを演奏したのだよ。
「一片の鉄塊からいかなる物でも創る男」と専門誌に書かれたボウランドが、目の前でショートレイルに聞き惚れている━━それを見たら誰だってこの拳銃を信じてしまうもんだと思うだろ?それでワシもいっそうショートレイルのトリコになったのだ。
拳銃にはタイプがあるのでどれが一番良いとは決めがたい、が、自分なりに一梃を選ぶ必要はどうしてもあるんだ。
ショートレイルは15年もの間、毎晩ワシの枕の下で用心棒を勤めているのだよ。
左側のものは現在アメリカで売られているCZ75、けっこうキレイだね。
ショートレイルのモンダイ点だった熱に弱く油に侵されやすいグリップはカタチまで改良されている。これは良い。
もうひとつのショートレイルの欠点はハンマーにハーフコックがないことだ。このためにハンマーダウンのときハンマーがファイリンピンの尻にタッチしているという少しキケンな状態なのだ。つまり強烈にハンマーをたたけばファイリンピンがプライマーに火を点けかねないというワケだ。落としたくらいで暴発する可能性はすごく少しだとワシ思うので心配してないのだがね···それに、CZ75を地面に落とすとき、それはワシが死んでいることを意味するっ!···ぬわーんちゃってカッチョいーなぁ、ワッハッハッ。
ともあれだね、
今のCZ75にはハーフコックがしっかりとあるのだ。そのハンマーをショートレイルに組みこむこともできるし、オリジナルハンマーにノッチを切れば、それでハーフコックもできるんだ。そのうちにやろかな。
さーてさて、このショートレイルをMGCが出すという情報がある。この記事がコンバットにのるころは発売しているかもしれないな。そして風のウワサによると、あのウエスタンアームズの素晴らしいメカのほうも出てくるとかなんだとか···。
ワシとしてはそれが楽しみであると同時に心配でもあるんだ。
仕上げをね···あの、なんともいえないバフの精妙なヘヤラインやトゥールマーク、それにフラジルなまでの繊細に輝くブルーをどう再現してくれるのか、そこがすごーくシンパイということなのさ。
一見まっ黒な拳銃だが、肌の色調と感触はそれぞれにちがうのが本物の世界。ナマのプラスティックまる出しでなく、特殊金属コーティングなどのハイテック技術を駆使36してチャレンジしてほCのだよねー。
じゃ、また!イーチ。
━━コンバットマガジン1995年1月号より━━
イーチ・ナガラッタの手には、まっ黒な大型拳銃があった。
それは痛烈な9mmパラを、16発も連発して撃てる性能を持つオートマティックで、チェコ・スロヴァキアのCz75と呼ばれるものだった。イーチとCz75の出逢いは、酷最団にとって最悪の事態といわねばならなかった。恐怖であり、パニックであった。それは、酷最団の破滅の前奏曲だった。すべては遅かった。すでに、酷最団がCz75を手に入れていたとしても、この高性能で小さなマシンを適格に操作し、イーチと戦うだけの手腕を持ったシューターがひとりもいないことが、そもそも致命的なのだった。ラーマやアストラをやたらにふりまわし、高級車で遊びまわった酷最団だったが、次のクリスマスは彼らのもとに来なかった。
━━ドン・ペンドルトン······の読者━━
New Cz75
オートはホントに難しいか!?
いま、オートでコンバット用のハンドガンを選ぶとすれば、.45ACPか9mmパラベラムのどちらかということになる。弾速は低いが大口径のヘビーなスラッグで敵をブッ倒せる.45ACPは、ストッピング・パワーの親分として今だにアメリカでは人気のトップだ。それに対して9mmパラは、口径が小さく弾速が高いので貫通力がすごい。そのため、かえってマン・ストッピング・パワーに欠けるという難点はあるが、.45ACPにくらべてタマが小さいので、13~18連発ものファイアー・パワーを可能にし、撃ち易さにかけてもフォーティー・ファイブの比ではない。 怒り狂って痛さを感じない大男とか、麻薬などで神経がマヒしていてイノシシのように突っ込んでくる犯人とやり合う時、相手の身体の機能そのものを即座に破壊するというのが現代のコンバット・シューティングで、それにはやはり大口径の.45ACPが有利だとされてきたわけだが、そんなハナシもシルバー・ティップの9mmパラをウインチェスター社が発売して以来、だんだんとあぶなくなってきた。
“ナスティー・ブレット” GUNにくわしいアメリカン・ポリスたちは、シルバー・ティップの9mmパラをそう呼ぶ。そこ意地の悪いタマという意味だ。スピードのある9mmパラのラウンド・ノーズは、人体くらい楽々と貫通してしまうので、ヒットされても命の助かる可能性はある。だが、シルバー・ティップだと、体内に入ったとたんにグワッとヒトデのような形に広がり、そのパワーを一瞬のうちに使い切るため、爆発的なショッキング・パワーを生み出すことができるのだ。
9mmパラのシルバー・ティップが、フォーティー・ファイブに決して負けないだけのマン・ストッピング・パワーを秘めていることが知られてから、FBIでも9mmオートに興味を持ち、テストの結果SWATのアサルト・チームに持たせたいということになった。なぜSWATかというと、SWATは小火器、ことにハンドガンの熟練者がそろっているからだ。
オートはリボルバよりも難しいので、精通していないとホントには使えない。オートのなにが難しいかというと、その複雑さにある。まずサム・セフティー。セフティーのかかったガンは、トリガーを折れるまで引いたって発射できない。それから、初弾をチェンバーに入れとかなければ、10万回トリガーを引いたってタマは飛ばない。マガジンもしっかりとロックしてなかったら、1発撃ったとたんにストンと落ちて、16連発のファイアー・パワーもまったく無意味となる。アッタリまえヤンケ!そう思うでしょ?しかしイザとなると、シロートにはそのアタリまえのカンタンな操作がなかなかできないものなんだよ。オートのモデルガンを持っている人なら、心あたりがあるはずだ。実際、M59のセフティーを外し忘れたために、ヒットされて死んだオフィサーもいる。リボルバだったらセフティーもマガジンもカンケイない。ただトリガーを引くだけだ。万一不発だったら、続けてトリガーを引けばよい。だからオートマティック・ハンドガンとは、正しい思考力と繊細な神経を備えた男が、何年もかかってやっと使えるようになるものなんだよ。なんていっちゃうと「イチロー、おめサはどうかの。オートを使えるんケ?」という質問が聞こえてきちゃいそう。まあ聞いてくれ。
実力を試されるオート
去年バレホというところにある海軍基地で、海兵隊SWATの訓練があった。
バレホ港には原潜のドックがある。ワシ、特別許可をもらって、原潜フラッシャーの内部をたっぷり見せてもらった。あれはスゴイもんだ。ショックで、その後なんども夢をみたもんだよ。艦内に浸水してくる、オトロシイ夢じゃった。それはさておき、海兵隊SWATのための、フォーティー・ファイブによるアサルト・コースというのが始まった。誰か手本を見せなければいけない。だがFBIのインストラクターたちはみんなリボルバしか持っていなかった。そこでリーダーのジョーが目をつけたのは、ワシの腰のロジャース・ホルスタにサンゼンと輝いてはいない、ボブチャウ・カスタムだった。
サテン・フィニッシュは輝かんのだ。「 GO!イーチ」ジョーはどなった。ワシはふてぶてしく落着きはらって、ガバメントを抜き、マガジンをたたきこむ。スライドを引いて、ジャキッと第1弾をチェンバーに送り、同時にセフティーをかけてマガジンを抜き、ガバメントをホルスタに戻した。次に、ポケットから1発のタマを取り出して、マガジンにつめ、体をねじって、ホルスタの中のガバメントにそのマガジンを押し込んだ。地味に、そしてむだな動きひとつなく、確実な動作を見せるように気をくばったのは、デモンストレーション・シューターとして当然のことだ。用意ができると、ワシはふり向いて若い海兵隊員たちの顔をひとあたり見て、「行くぜ」といってニヤッと笑った。ときとして、自分でも驚いちゃうくらいに、ワシのシンゾーは強くなる。ホントは、すごい引っこみ思案の、恥かしがりやなのに······。
ワシは1.5mのバリケードまでダッシュして、オーバー・バリケードで2発撃ち、セフティーをかけてからバリケードを乗り越え、着地してニーリングで4発。ダダッと走りながらマガジンを落として、パウチから抜いたものと交換。低いバリケードの後ろにすべりこんで、プローンで6発。そのまま、マガジン・チェンジ。次にドア・エントリー(室内突入)して3個のターゲットに2発ずつ撃ちこみ、マガジンを抜いて、チェンバーのタマもサッと抜く。ハンマーを落としたガバメントをホルスタに納め、ゆっくりと70mばかり走って、皆のところに戻る。この間に荒い呼吸を静め、何でもなかったような顔をするのを忘れない。「ウッ、うまい!どこで習ったんだ?」マリーンのSWATリーダーが目をまるくした。まさか、この小さくて細っこい日本人が、これだけのテクニックを持っていようとは······と、その目はいっていた。
と、まぁこれは事実なのだけど、こういうとワシのウデもたいしたものだと思うでしょ。正直いってそのころは、もうオートも使えるという自信もあった。だがその後IPSCのリーグに入って試合参加したとき、たたきのめされる思いをしたのだ。IPSCの試合というのは、いつも異なったコースが設定され、ときには極限にチャレンジさせられる。そのひとつが、7ヤードから4個のターゲットを2秒以内にヒットするというやつだ。なんとか2秒間に4発撃てるには撃てたが、ヒットしたのは2個だけだった。あまりに時間が短いので、もうめったやたらにターゲットのあたりに向けてタマをバラまくしかなかった。これを確実にやれるのが、シスコの周辺に3人はいる。
“ひとができるのなら、自分もやればできるのだから悲観しない。自分にやれることなら、他人もやれるのだから、いばっちゃいけない”
というのがワシの信条なので、さっそく練習を開始した。自分が実際にできるまでは、“俺だってやればできる” なんていいたくない。誰にだって、やればできるという可能性はあるのだが、本当にやってのけるまでは、やはり、“まだできない人” なのだから。
レンジに行って、ターゲットを4個立てた。ニックが、ピッと笛を吹く。ワッと抜いてダダダダとトリガーを引く。試合のときと同じ感覚だ。何もわからない。タマがどう飛んでいるのか、いつトリガーを引いているのか、ターゲットを見ているのか、何もわからない。何度もくり返す。たまには4個ともヒットするが、まぐれ当りにすぎない。最初のトリガーを速くしたら、ユトリがでるかも······そう考えて、抜くのを速くすることにした。それまでは初弾に1秒かけて、残りの1秒で3回トリガーを引いていた。これからは0.8秒で初弾を放つことにする。0.8秒というと、ずい分長い気がするが、手を肩の高さにあげて、それもダブル・ハンドで撃つとなると楽じゃない。ぼくとしては、20%のスピード・アップだ。「ピッ」バッと抜く。トリガーを引く。······タマが出ない。セフティーがOFFになっていないのだ。ぼくの右手のおや指は、頭脳からの命令なしに、GUNを抜いたとたんにセフティーをOFFにするよう習慣がついているはずだったのに、0.2秒速くしたことで作動しなかった。何度も抜く。ただ、ひっつかんで抜くのがせいいっぱいなので、グリッピングもでたらめだ。おや指がマガジン・キャッチに触れて、マガジンがストーンと抜け落ちたりもした。いくらやっても感覚がつかめない。
海兵隊SWATにガバメントの撃ち方を教えた男がこのザマか。あのときの余裕たっぷりが、今ではいやみに思えてくる。
ホーム・ディフェンスガン? Cz75
と、まあそんな経験があって、ただ今自己批判中なのだよ。
だから、イチローはオートにかけてはいまひとつというところ。あと6ヵ月あれば、IPSCの多彩なコースに対応できるテクニックが身につくんじゃないだろうかと、心ひそかに思っとりやす。
エート、なんのハナシだ。······そうだ、オートは使いこなすのが難しいということだったな。その難しいオートを、なぜ多くの人が愛用するのか。ことに、IPSCのシューターの9割以上がオートを使うのはなぜか。実用的な面から見ると、オートにはタマがたくさん入るということが1番にあげられる。それに、マガジン交換もすばやくできる。リボルバよりも携帯に便利だ。トリガーも、ダブル・アクション・リボルバより引きやすいなどの利点がある。
IPSCの試合は、リボルバで参加できるように、6発撃ったらタマを再装塡するようにデザインされているので、16連発を持っていても意味ないが、それでもオートが圧倒的に多いのは、マガジン交換が速くできる、トリガーのタッチが軽いという要素からきている。IPSCのスローガンは、パワー、スピード、正確の3項目で、使用するタマのパワーも測定され、規定のパワーに達しないタマは、“マイナー” としてハンディを与えられる。たとえばメジャー・パワーで撃って、センター・ゾーンから5点、4点、3点と採点されるとき、マイナーだと5、3、2点と点数を差し引かれるわけだ。.38スペシャルも9mmパラも、マイナーで、.44スペシャルや.45オートのフル・ロードがメジャーとなる。そんな条件を考えて、現存するハンドガンから、もっともIPSCに適したものを選ぶとなると、コルト・ガバメントしかないという結果になる。コルト・ガバメントの、あの大柄な野性の魅力は永遠のもので、なんといってもオートの大親分に間違いない。これだけ年がら年中撃ちまくっているぼくでも、フォーティー・ファイブを撃つときは体がゾクゾクして、“ホントにハンド・ガンを撃っているんだ” という実感がするんだ。
さて、もんくなしにガバメントは最高だ。ぼく自身、IPSCの試合でもそれしか使わない。では、なにかの理由で、イチローが1挺のハンドガンに生命を託すとき━━ニッキー・ノザックのようなテロリストになって戦い続けるとか、イーチ・ナガラッタのように酷最団に挑戦するとか、銀行ギャングとして生計をたてるとか、Gメンとなってワールド一家に潜入するとか、5人ものドロボーが、窓ガラスを破り始めたときなど━━やはりガバメントだろうか。ノーッ。ノーッ。ノ~~~~ッ。 ここで出てくるのはCz75なのだ!
7年前。ぼくの枕の下にはピース・メーカーが眠っていた。理由は、クリント・イーストウッドのムービーだ。そして、パイソンに変わった。かっこいいからだ。やがて、S&WのM66に変わる。サビないし、かっこいいし、パイソンよりもアクションがいいからだ。さらに、M65に変更した。サビないし、実戦に強いからだ。
そして、’81年6月からCz75にとってかわる。第1の理由は、ワシの子供であるランディーが、コクサイのリボルバのハンマーをコックして、トリガーを引けるようになってしまったからだ。ぼくのM65はデホーンドなので、ハンマー・コックはやりにくいが、間もなくダブルでも引けるようになるだろう。ゼッタイにホンモノのGUNに手を触れないよういってあるし、本人もそれを守っているが、やはり万一ということがある。ワシはランディーにCz75を渡して、スライドを引かせてみた。スライドはビクともしない。奥さんのユーコヒメだって引けやしない。
そこで、ぼくはCz75のチェンバーを空のまま、タマの入ったマガジンをインサートした状態で、枕の下に置くことにした。それが1981年の11月号でニックがリポートした、あのCz75だったのだ。ベッドに寝ころんで、サッと枕の下からCz75をとり出し、プル・ブレイクのホルスタから抜き、スライドをズチャッと引くのと、ソーッと音を立てないように、チェンバーにタマを送り込む練習をしたのはいうまでもない。ズチャッとやるのは敵がま近にセマッているときで、ソーッとやるのは小さな物音を聞いた時、こっちも静かに迎え撃つためだ。そんなことしなければ、アメリカでは生きて行けないかって?トーンデモナイヨ、交通事故か、癌にかかるほうが、ずっと確率が高いネ。ただ、こんなことなどしながら、迫力ある人生を過ごしているような、そんな気分を楽しんでいるだけサ。
群を抜くファイアー・パワー
だが楽しむだけあって、ワシもシンケンそのもの。本気でその楽しさを追求した。ガバメントにするかCz75にするかで、やはり迷ったのだ。ブラウニング・ハイパワーもベレッタM92Sも、アタマからモンダイにしなかった。ハイパワーはもはや時代遅れだし、ベレッタはガサツでいかん。アストラやラーマなんぞもチーピー(安っちょい)でダサイ。イチローの一家を守るハンドガンは、一室に1挺あればよいのだから、値段は高くてもよい。世界中でもっとも優秀な、信頼できる、そして格調あるスタイリングの、美しいものでなければならなかった。
ガバメントとCz75が残った。絶大なショッキング・パワーを誇るフォーティー・ファイブか、16連発というファイアー・パワーでどこまでもくいさがれる9mmパラか?ガバメントのドシッとしたあのカッコよさ。トリガー・ガードの上を大胆にカットしたCz75の精悍さ。いずれも捨てがたい。あれこれ考えてから、Cz75に決めた。やはり、ファイアー・パワーをとるのが近代的というもの。
ハンドガンは、撃てば撃つほどその難しさがわかる。難しいのだったら、タマが多いほど得だ。重量も16発のタマを含めて1,170gと悪くない。ガバメントは8発を含めて1,260gだ。Czのスペア・マガジンを2個持てば、合計46発。ガバは22発だから、その差はキョーレツ。ナチスのヒミツ警察から急襲された時、〈なんでナチスが出てくるんじゃ!〉予備のタマを100発はポケットに入れて脱出したい。.45ACPだと2.16kgにもなるが、9mmなら1.16kgと約半分。Cz75は、すばらしいメカのダブル・アクション。しかも、ハンマー・ダウンのときは、セフティーがかからない。つまりリボルバと同じ感覚で撃てるのだ。
このごろのオートは、やたらに安全性をまくしたて、やれハンマー・ブロックだ、それファイアリング・ピン・ブロックだと変なものをつけたがる。GUNの取りあつかいに慣れていない人を事故から守ろうというわけだが、どのように安全に作ったところで、タマが出る限りは危いことに変わりはない。DAリボルバにセフティーがないように、DAオートにもセフティーなんぞいらないのだ。Cz75は、ハンマーをコックした時だけサム・セフティーをかけられ、ガバメントのように、コック・アンド・ロックで敵に備えることもできる。コックしてセフティーをかけると、ハンマーがストンと落ちてしまうM459やベレッタM92Sなんぞは、Cz75のシャープな感覚に逆行しているとしか見えない。
チェコスロヴァキアという国は、UZIの原型を作ったところだ。ローラー・ロッキングのピストルもとっくの昔に作っている。.25口径ポケット・ピストルにしても、ダブル・アクション・オンリーのあきれるほどリッパなのがある。名銃Cz75も、生まれるべくして生まれたといえそうだ。
Cz75の前期型は、ややハイパワーを思わせるが、その思いきったカッティングにはハッとさせるものがあり、GUNを見る目のある人は、その非凡な形、スライドの鋭いグルーブ、リア・サイトの強固さから、ただならないものを予感する。FBIのインストラクターたち、SWATのリーダーたち、IPSCのトップ・シューターたちに見せびらかしたら、皆ほれこんでしまった。“リボルバでなくちゃだめだ。ベレッタもM459もぜったいイヤだ” と主張していたFBIトレイニング・ユニットのリーダー、ジョー・イスキュエルドも、“Cz75は、生まれてはじめて信頼したオート” とまでいった。彼のいう “リボルバでなくちゃダメ” という意味については、いつかゆっくり書こうと思うが、要するに、リボルバのほうが信用できるということだ。実はぼくも同じ考えで、子供のランディーさえいなかったら、M65を枕の下に入れときたい。
800ドルで手に入れたNew Cz75
ロサンゼルスのガン・ショーで、ルガーP08の中に混じった1挺のハイパワーを認め、それがブラウニングでなく、Cz75のニュー・タイプであるとわかった時、ドタマがガーンとなった。
「これ見せてくれる?」落ち着いたふりをして気のよさそうなルガー・コレクターにたのむ。
「これ、ニュー・タイプだね」と確かめる。
「ニュー・タイプだって?古いのもあるのかい?オレ、このGUNについちゃ、なんにも知らないんだよ。ダブル・アクションがすごくスムースだってことしかわからんね」
「カナダ経由で手に入れたのかい、アメリカでは直輸入できないものだけど 」
「いや、じつは俺の知った奴がいて、そいつがどうでもいいから引きとってくれというから······どういうルートで入ったか、ゼンゼン知らないね」
「で、いくらなの」ここらで、いちばん気になっていたことを聞く。相場からして1,250ドルはするから、1,400ドルは覚悟していた 。
「850ドルほしいナ」
「WHAT?エイト・フィフティーだって?······なんでそんなに高いの。ベレッタのほうが安いじゃないか」ついうれしさでそんなジョークが口をついて出てしまった。
「だって、これ、わりかしめずらしいものなんだぜ······」男の言葉には、いいわけがましい口調があったので、ついでに悪のりする。「800にしといて、ネッ。そいでもって、バラしてみて、異常さえなければ持ってくからサ」
「これを値切るなんて、悪いですよ。そりゃサギじゃないですか。この人は、Cz75の値打ちを知らないんだから······」と、一緒にいたジョニー・ノバタが、アッチに味方する。
「イーヤ、800だ。ベレッタはもっと安い」ダメでもともと、ワシはネバッた。
「······シャーない、いいだろ」
「オッ!サンキュー、握手だぜ!」
ワシは取引がすんで、そのテーブルを離れてから「ギェ~~~~ッ、信じられるかい、こ・れ・が!」とダンスをはじめた。「やったじゃないですか、誘ったかいがあったなあ」ルガーとモーゼルに狂ってるジョニーも喜んで、かたい握手をかわす。ホントに久々の掘り出しものだったのだ。家に帰って、両方をならべてみる。旧型は1979年製で、新型は1981年製だ。全体としては同じだが、ニュー・タイプはスライドの前方カットを少なくして、フレームとスライドの結合する溝が3cmほど長くなっているため、ハイパワーそっくりに見える。これくらいのことで精度が増すとも考えられない。デザインからみると、ぼくは旧型のほうがよっぽど好きだ。ただうれしいことにニュー・タイプにはハーフ・コックがついた。これは旧型と同じハンマーに、ちょっとヤスリを入れたくらいの簡単なものだが、旧型のハンマーがファイアリング・ピンの尻に密着したままで、持ち歩くコワサから開放された。Czのファイアリング・ピン・スプリングは強いので、実際にはそんなに危険だと思わないが、落した時のことを思うとやはり気になるものだ。それに、ハーフ・コックの状態からダブル・アクションで撃つと、トリガーのストロークが5mm短くなるので、その分グリップするのが楽になった。ハンマーのホーン(ツノ)の形もよく考えられ、片手で抜いてコックするのが楽に速くできる。ダブル・アクション・オートといえども、敵が遠い場合は抜きながらハンマーをコックしたいもの。50mも離れたターゲットには、Cz75のスムース・アクションといえどもちょっと無理なのだ。ここまでキチンと考えてあるDAオートはCz75くらいのものだ。
トリガーのよく磨かれた、手触りのよい曲面もAクラス。2/3だけグルーブの入ったマガジン・リリース・ボタンもこれまた芸がこまかい。スライド後端にある、深いグルーブは、ほどよく鋭いエッジが立っていて、スライドを引きやすい。チョコンと立った必要最小限のフロント・サイト。落としてもビクともしないリア・サイト。コーナーをまるめたスライド・キャッチとセフティー・レバー。太いグリップをピタリと手にフィットさせる、絶妙なバットの曲面。タップリとルームのある形のよいトリガー・ガード······どこを、どうみてもCz75は1流品の風格とオリジナリティーを感じさせてくれる。
━━コンバットマガジン1983年1月号より━━
ジュン姫〜❣️
お帰りなさい〜╰(*´︶`*)╯♡
イチ様&ナナさんからいっぱいハグしてもらったかな〜(*^◯^*)
帰るのわかってたらお荷物いっぱい持たせたのに〜(−_−;
イチ様〜❣️
大丈夫ですか〜(゚o゚;;
お医者様に行って下さいよ〜ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
自分も今少し頭が痛い(ノ_<)
ってたんなる二日酔いなダケですけどね〜♪( ´◯`)ノ▽
イチローさん。
今日の総歩数合計です。
晩飯です。
玄米と水煮と納豆とオニオンサラダです。
お盆を控え墓掃除に仏壇磨き、家の周りの蜘蛛の巣取りと一通り家の事が終わったので、ラスペネ派の私が使う「スプレーオイル」たちを紹介。
先ずはラスペネに代表されるスプレー浸透潤滑剤。
左から、ワコーズのラスペネ、スミコーのスミテック68、クレのシリコンルブDX。
スミコーの製品はインダストリアル系の人が使うかな。
スプレーグリス。
左はスミコーのスミグリススプレー。コレは普通のスプレーグリス。特別凄い性能無し。
右はスーパーゾイルのスプレータイプ。コレは抜群の極圧性能。困った時のゾイル!
ここからはチト変わったヤツを。
テフロン配合のドライタイプの潤滑スプレー。
スプレー塗布後に半乾燥状態で潤滑するタイプ。オイルやグリスより高速回転体での飛散が少ない。
左がスミコーのスミクロンスプレー。スミコーの製品を使うきっかけになった製品。
右は試しに買ったワコーズのバイダスドライ。ワコーズ全体に言えるけど、チトお高い。私ゃ小売店で購入してないからフツーよりかは安いけど。
「こんなの要るか?」な防錆剤。
その名の通りサビ止めスプレー。
左はクレの3-36。クレは5-56が有名ですが、こんなのもあります。ちなみに、接点復活剤の2-26なんてのも。
右はサスペンションメーカーのテインの製品。コチラは粘性が高いので耐候性に優れます。社外品のダンパーの防錆用。
防錆剤の1番の使用用途は工具のサビ防止。ラジペンやニッパー等々のメッキしてない工具たちは、梅雨時油断するとサビるから。
コレらは特殊なヤツら。
左から、ワコーズのスレッドコンパウンド。銅とアルミ入りの潤滑焼付防止剤。ホイール取付のスタッド(ホイール)ボルトに使用。スタッドボルトへの潤滑は非常に重要で、ホイールナットをトルク管理してても必要軸力が出ない場合があります。
真ん中は・・・シロウトでコレ使ってる人がどれだけいるか。丸山モリブデンのモリブデンドライスプレーです。超微細な2硫化モリブデン粒子を溶剤に溶かし込んであるスプレー。一般的なモリブデン配合のスプレーとは粒子サイズが違います。スプレーした箇所にモリブデンの被膜を生成します。潤滑(滑り性)はコレがダントツでNo.1!使用箇所は選びますが。有機溶剤使用なのでABS樹脂のテッポに使えないのが残念。
右がクレの凍結浸透ルブ。サビや焼付きで固着したボルトナット外しの最終手段(火を使えない箇所)。コレでダメなら切るしかない、と言われてます。私ゃ幸いにして未だ使った事無し。
最後は液状ガスケット。
私は信越化学とスリーボンドの製品を使用。
上から二つ目のスリーボンドの1530C(CはクリアのC。透明タイプ)は某機械メーカーのエンジニアさんに勧められて初めて使用。今まで使ってた信越化学のKE45と同等性能らしいのですが・・・チト柔らかい。チューブから出した状態の粘度がKE45より低いので、私には使い難い。一度使ってそれっきり。
台風の影響で明日からは曇り雨の予報。
墓参り、雨だとイヤだな・・・
そこまで必要ないと感じても、「1300円なら買っとくか」と思っちゃうのが人情です😁