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たくま食堂


イチローとケニーは タコマでタクマ食堂へと向かう。

ロサンジェルスの山深くにあるモテルにチェックインする。コロナのためにロビーには入れないので、この窓口で支払いをしてキーを受け取る。


先月に泊まったモテルは宿泊料が100ドルくらいに上がっていたので、その近くの80ドルのを選んだ。このあたりはまだ空き地が多い。

よくあるタイプの二階建てモテルだ。 荷物の運び入れが楽なので人気がある。

道路を隔てた所にはシェルがあり、となりにはバーガー屋もある。

大きなベッドが2つある典型的なモテル、こぎれいではあるが悪夢に出てきそうな床の模様に凄みがある。

部屋を確保したらサンタモニカに走る。

40分ほどのドライヴだ。

サンタモニカは、海辺にある人気の高い街。ここに憧れる人は多いのだが、自然が好きなイチローにとってはマッピラゴメンな都市デはアル。

サンタモニカの目ぬき通りにタクマ食堂がある。

タクマ食堂のアルジは、いわずと知れたタクマさん。高校生の名シューターとしてアメリカで活躍したもんだが、そのご幾多の苦労をかいくぐっての今日があり、お盆では隠し切れないほどに太り過ぎながら可愛い子供を育てている。イチローとは家族ぐるみの付き合いなので、もちろんケニーとは仲良しデアル。


食堂内での飲食は禁止なので、外にしつらえた食卓での食事となるのだが、待ってましたと出てきたのはナスとキンピラと海藻!! これはもう日本人泣かせのメニューだよ🤗

目前に広がるシティーの風景。 ここらにも民主派のデモ隊がやってきて、マーケットをブチ破って商品を強奪していったそうだ。差別反対をさけびながらアメリカの都市で広がる強奪と暴力。このために銃を持ったことのない人々までもが自衛のために銃を買いあさり、ガンショップでは銃も弾も買えないという前代未聞のガンブームとなっている。 黒人差別を無くせ喚き散らしながら靴だの衣料品だの高級装飾品だのを堂々と強奪するデモ隊。これでは差別は広がるばかりではないか。

そういった環境の下で食べる刺身は格別だ。

ケニーは、これまでサシミを食べたことはなかった。生魚や寿司などの高価な食事など与えられたことがない。これは、子供のうちに贅沢な味に慣れるのは良いことではないという親の考えによるものだ。だが、今日は特別。初めての刺身の味。ワサビのパンチにびっくりしながらも美味しいと感じたようだ。

今回の目的は、パイルーの試合で70秒を切ること。 前回は惜しくも70超えだったので、そのリベンジにやっきたのだ。 さあ、明日の試合はどうなるというのか・・・

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