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世界大会で使うダットサイト

いま、アメリカのスポーツ射撃会ではダットサイトのブームだという気がするんよね。 ちゅうのは、スティルチャレンジで22口径や9mmカービンを撃つ人々が猛烈に増えてダットサイトの需要が伸びているからなんよ。 だから、雨後のタケノコのように新しいモノが出てくるんだわ。それだけに、競争はとても激しいんよね。 サイトって「銃の眼」だからGunの付属品としては最も重要だと想うのだよね。 だからケニーにはアリッタケのサイトを使わせながら選ばせているのさ。 そこでケニーが最終的に決めようとしているのは、なんとかなり古いエイムポイントなんだわん。 ↓これよ・・・

なんだぁ・・と想うかもしれない・・ けどコイツは特製なんだよ。


ダットのサイズが7MOAなのさ♪ でっかくて輝度が素晴らしいんだよ。 そのムカシに、試合で勝てる特製ダットを作ってほしいと頼んだところ作ってもらえたんだよ。めちゃ明るくて大きなダット・・そう6〜8モアくらいの・・・ したら、数個が送られてきた。 これが3個残っているんだよ。 これを記事にしたかどうかは覚えてないけど、マロンパは探してくれったもんせ。

本場でスティルチャレンジを撃てば判ることだけど、ダットは明るいほど良いのだよね。 日本でだと感じないが、キャリフォニアの強烈な朝日が真っ白なターゲットに当たるとフツーのダットは薄くて見えにくくなってしまうんだ。 室内で覗くと眩しすぎて見られない、が、快晴の試合場ではそれでも足りないんだ。このことはスコープ屋さんにはいくら説明しても理解してもらえない・・・なぜなら彼らは自身で試そうという気概がないからよ。 オレハコノ道ン10年・・ダットサイトノコトハ知リツクシテイル と、自信はもっているが自分で試合を撃ったこたない。 このテアイばかりなんだよね。

ケニーが60秒を切ったのは、この特製エムポのオカゲもあったわけよ。とにかく明るいのよ!! ダットが強いんだ。

真っ白な5枚のターゲットを1.3秒で撃つという我々凡人シューターには解り難い時間の流れ・・・そんな世界となれば、とくにダットの強さというものがモンダイとなる。 これならターゲットとダットが見えるよ と、ケニーは言う。

OTSの新しいダットサイトはなかなか良い。 とくにレンズはエムポよりもナチュラルで嬉しい。 だが、タクティカル射撃にはこのままでもいいかもしれないが、本場の競技で使うとなればダットが小さすぎで、輝度もあと2クリック強くしてほしい。 競技で勝てば名声が上がるので、宣伝費だと想って作ればいいと想うのよね。

最近、C-MOREから2個のダットサイトがケニーに贈られてきたよ。C-MOREという会社はジュニアシューターのサポートにチカラを入れているのでケニーの腕前にアテンションしてくれたわけね♪ このダットサイズは6モアで、大勢のューターが使っている人気のサイトだ。すっきりシンプルでなかなか良い。 これで行くかと想われたのだけどケニーは古いエムポのほうが速く撃てるという。やはり超高速射手には輝度が足りないのだ。

今朝のこと、オンライン授業の休み時間にケニーはマーベルにC-MOREを高くして搭載し素振りをしていた。こうするとオープンガンのようで練習によいと言う。 ピストルはカービンのようなスピードでは撃てないのでC-MOREでもよいと言う。もしかしたら世界大会でも

C-MOREを使うかもしれないよ。 ようするに使い手にとって「こんなものが欲しかった」といったモノを作ればいいだけなんだけど、その使い手が何を欲しているのかということをスコープ屋さんは解ってくれないものかね〜・・・

↓TSP (Toko Sareta Photo)




























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